平成30年12月20日発行
松の井町会防災会議
事務局 齋藤(3ー1班)
大地震は、いつ訪れるか誰も予測できません!
そんな時、あなたの大切な家族等の安否はどのようにして確認しますか?
災害時は通常の携帯電話や固定電話はつながらない状況になりますが、災害時の安否確認のために、非常時(震度6弱以上)に限って設置される特別な回線があります。
この回線を利用することで家族等の安否を確認することが出来ます。
今回は、大地震時に家族や親族等と行う安否確認の方法について紹介します。
***安否確認方法は、事前に、家族や親族で、話し合っておくことが 最も大切!***
お互いの安否を確認する方法は携帯電話やインターネット或いは公衆電話など、様々な手法があります。また、避難所においても、掲示して避難先をお知らせするなどの様々な対応が行われることが予想されます。
しかしながら、家族の間での連絡方法が異なると、安否確認は出来ません。
お互いに連絡方法を事前に話し合って、練習して確認しておくことが最も大切なことになります。
Q1)
安否確認には どんな方法があるの?
携帯電話の会社や機種によって様々な方法が考案されていますので、それぞれのご家族に最も適した方法を採用して、練習しておくことが大切です。
ここでは、NTTグループで実施している安否確認の二つの方法をご紹介します。一つは「災害用伝言ダイヤル(171)」で、もう一つは「災害用伝言板(Web171)」です。
Q2)
その方法は、体験練習(訓練)できるの? また、費用はかかるの?
これらの伝言方法は、地震では『震度6弱以上』の場合に限って特別に開設される災害時専用のサービスですので、日常の利用はできません。
が、次の日時に限っては、操作練習などの体験サービスが利用できます。
- 毎月「1日」と「15日」の午前0時〜午後11時59分まで
- 1月1日の正午〜1月3日の午後11時まで
- 防災週間(8月30日〜9月5日)
- 防災とボランティア週間(1月15日〜1月21日)
通信費などは基本的には無料ですが、ドコモ以外の携帯会社からの通信料やインターネット上へのアクセス、国際ローミングでのアクセスなどなど、パケット通信料がかかる場合がありますので、各携帯会社等にご確認下さい。
Q3)
「災害用伝言ダイヤル(171)」とは?
Q4)
「災害用伝言板(Web171)」とは?
右図のように、メールを利用する方法で、
- ①被災した自分の状況を伝言板センターにメール送信する。
- ⇒その情報はインターネット等を通じて⇒伝言板センターに登録される
- ②家族等が伝言板センターにアクセスして確認する事が出来ます。
- ③また、予め指定した複数のメールアドレスに自動送信されます。
というメールスタイルの方法です。
メール通知先は最大10件まで登録可能です。
災害用伝言板(web171)概要とご提供のしくみ
Q5)
震災後はすぐに使えるの?
安否確認の方法は、「震度6弱」以上の場合に開設されますが、現実化した場合は利用者も相当に集中して想定外の事態も十分に想像されるところです。
できましたら、落ち着いてから、状況を整理して、分かり易い言葉で、手短に登録されることをお勧めします。
Q6)
公衆電話は近くにありますか?
罹災時には各家庭の固定電話に優先して緑色公衆電話が復旧対象となります。町会に近いところの緑色公衆電話は、南部近隣センターに設置されているのみで、町会の避難所となる南部体育館にはピンク電話ですので、優先復旧の対象にはなっていません。このため、ふるさと協議会を通じて柏市へ緑色公衆電話の設置を要請していますが、今暫くの時間が必要な状況です。よって、罹災後は、公衆電話の利用も十分に行えないことを理解しておく必要があります。
ここに、皆さまに、ご家庭内で安否確認の方法をあらかじめ話あって頂きたいことの理由があります。
Q7)
町会での安否確認はどうするの?
町会では、「防災会議」の各隊員とともに、罹災後に、「ふるさと会館内」に災害対策本部を設営し、白タオルの掲出の有無などで皆さまの安否確認を行い、必要な救出活動や消火活動或いは必要な情報提供を行うことに努めることとしています。
しかしながら、町会には外部との通信設備が用意されていないため為、皆さまの安否情報などは本部前の伝言板に手書情報で掲示する方法によらざるを得ないだろうと考えています。このため、皆さまからのご家族の安否照会があっても、十分に対応はできないものと想定されます。
「防災会議」では、皆さまのご家族又はご親族どうしで、罹災時の安否確認方法を、十分に話し合っておいて頂くことを提唱しています。
特に、お正月は家族が集ういい機会です。
Q8)
携帯電話の充電はできるの?
町会では、罹災時に備え携帯電話の充電にも対応できるよう「インバーター付自家用発電機」を装備しました。しかしながら、現在の計画では1台しか装備できていないことや、燃料のガソリン貯蔵量には限界があって運転時間に限界が生じること、また、相当の利用者による混雑も予想されます。
ご利用の際は、防災隊を優先して順番を守って頂くことや充電用ケーブルはご自身で用意頂くことをお願いします。
(以 上)
・・・来年が、災害の無い良い一年であることを祈念しております。・・・
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